サトウ少年
おせち
今年もおせちの準備に大忙し。終わるまでは帰れませんよ!
ちなみに去年は深夜2時頃までかかりました。今年はどうかな。
数を数えながら真剣に作業するえりちゃん。
カメラに気づいてこの表情(笑)。邪魔しちゃってごめんね〜。
きんとんをひたすら裏ごしするサトウ少年。こうして馬毛で裏ごしすると、口に入れたときのなめらかさが全然違うのです。「疲れた」って言うけど、それはみんな一緒だぞ! タコの切り方も、数の子の向きも、プロの料理人から直接指導です。勉強になります! 唐沢さん、丁寧なご指導ありがとうございます!
東京からお手伝いに来てくれたノンちゃんとまいちゃん。いつもありがとう!
エビの背わたを取ったり、菊かぶを作ったり。細かい作業を黙々と。
鯨岡さんとサトウ少年、床節の艶煮を準備中。
調理担当、大和田さん。お味はどうですか?
熱々のきんとんを冷まします。食べたーい!とまいちゃん。
おせちに没頭していたらもう昼下がり。Jヴィレッジの厨房でお昼ごはんを準備してくれた香さんとひろみさんが「早く食べてー!」と声をかけてくれました。天ぷらを好きなだけ乗せていただきます!
きんとんは戸村くんにバトンタッチ。サトウ少年、続いて松葉串づくり。
おせちがずらり! これはほんの一部ですよ。別室にまだまだいっぱい!
さあさあ、日が暮れてきました。いつもアルパインローズのホールを担当しているあやみちゃんとえりちゃん。さすがの手際のよさ。
料理長、チェックお願いしまーす!
おせちができたら、祝い箸とお品書きの準備。
「疲れた〜」を連発する少年! 仕事はまだ終わってないぞ!
今年は21時頃には終了! 去年よりずっと早くできました。
すべての準備が終わって、ハーフタイムに移動して、みんなでごはん。おつかれさま!
よしえちゃんに「バラ」の折り方を教えて欲しかったノンちゃん。食後に折り紙大会始まりましたよ。
アルパインローズではおせち作り、Jビレッジ内ハーフタイムは通常営業。
スタッフみんなで今日の業務も終了! おつかれさまでした。
みんなの気持ちがいっぱいに詰まったおせち、喜んでくれるといいなあ。
サトウ少年、再び(2)
到着してすぐ、おせちの仕込みや忘年会の準備に大忙し。
この日の夜、岡田元監督と日本サッカー協会の皆さんの忘年会だったのです。
で、なぜサトウ少年が乾杯の音頭をとっているのか!
おい、少年! なぜこうなった!
サトウ少年、再び(1)
この夏、突然西を訪ねてやってきたあの少年を覚えていらっしゃるでしょうか。
「また来ます!」と宣言してから4ヶ月、冬休みがやってきました。
香川からバスで10時間、再びやってきたサトウ少年がこちらです。
深夜バスに乗り込む前に、連絡をくれたサトウ少年。
「荷物が多かったんで、包丁を置いてきちゃったんですけど、大丈夫でしょうか」
いや、むしろ包丁は置いてきて正解です。
このご時世、未成年が包丁持参で長距離移動は別の意味でキケン!
東京からさらに3時間の移動。
今回は年末ということで、おせち隊のボランティアと一緒です。
Jヴィレッジで西と再会した少年は「また来ちゃいました〜」とうれしそう。
少年、ちょっと大人になった??
今回も家庭科で作ったエプロン持参でやる気満々の弟子入り志願です。
さあ、サトウ少年とおせち隊、怒濤の年末を乗り切りますよ!
サトウ少年の夏休み(4)
さあ、試合が始まります!
ピッチに選手が登場し、歓声に包まれるスタジアム! 鳥肌の立つ瞬間です。なのにサトウ少年、地元のお友だちにお土産を買いに行っていて、その瞬間を目撃できず‥‥。でも、真新しい本田選手のタオルマフラーを巻いてホクホクです。
ハイタッチで迎える子供たちが本当にうれしそう。
涼しい風が吹き抜ける宮城スタジアム。
柿谷選手、香川選手、清武選手。セレッソ大阪の歴代エースナンバー「8」が揃いました。
いつもさわやかな長谷部キャプテン!
試合前から「ウルグアイは強い!」と話していたサトウ少年。試合は2-4で負けてしまいましたが、本田選手の素晴らしいFK、香川選手のゴールも見れて大興奮でした。この2ゴールは、被災地の多くの人の心に届いたことでしょう。東北で代表戦が開催されたことを、本当にうれしく思います。
サトウ少年は最後まで長友選手の出番を待っていましたが、残念ながら出番はありませんでした。ウルグアイのスアレス選手、フォルラン選手のプレーはさすがでしたね。ブラジルW杯まであと10ヶ月。不安の残る試合となりましたが、また次の試合も全力で応援します! がんばれ日本!
サトウ少年はこの試合翌日、いわきから東京、東京から高松へとまたバスを乗り継いで帰っていったのでした。いい思い出になったね。ちなみに、高松行きのバス車中から「大事な包丁を忘れてしまったので送ってほしい!」と電話があったので、「冬休みに自分で取りに来て、また働け!」と西が答えると、「お盆明けに使うんです!送ってくださいおねがいします…」とのこと(笑)。
高校を卒業して、一緒に働ける日を待ってます!
サトウ少年の将来が楽しみです。
完
サトウ少年の夏休み(1)
サトウ少年の夏休み(2)
サトウ少年の夏休み(3)
サトウ少年の夏休み(4)
サトウ少年の夏休み(3)
Jヴィレッジから仙台方面へは、海沿いの6号線で行くのが最短ですが、富岡町から北は福島第一原発があるため封鎖されています。アルパインローズのある広野町から西のふるさと南相馬市も随分遠く感じるようになりました。
サムライブルーの試合、みんなブルーの服に着替えていざ出発! 広野ICから一度いわきへ出て、磐越道を経由する遠回りのルートで向かいます。お盆期間中なので、渋滞も気になるところです。車中でサトウ少年に好きな選手を聞くと、香川選手、乾選手の名前が挙がりました。ちなみに、彼のメールアドレスはチェルシーのトーレス選手の名前が入っています(笑)。根っからのサッカー少年です。
より大きな地図で 130814_ウルグアイ戦 を表示
宮城スタジアムに到着! サトウ少年、巨大なスタジアムを前に大興奮! スタジアム前でちょうど選手バスが入ってくるところに遭遇し、「手を振り替えしてくれたー!」と今までにないテンションでわくわくが抑えきれない様子。
西のうしろをついていくサトウ少年。迷子にならないように!
入場の際もらった袋には、キリントロピカーナのチラシが封入されていました。自分の名前入りのチラシに照れる西と奥さまの香さん。ちなみに香さん、元国際線のCAさんです! どこで知り合ったんでしょうね〜?
スタジアムで働くスタッフに声をかける西。みんな海外遠征で一緒に戦う仲間です。
アルパインローズで働くうめちゃんもまた日本代表戦は初観戦です! うめちゃんは西のお義母さんで、お店を手伝いによく仙台から来てくれるのです。このウルグアイ戦は、東日本大震災後初めて東北で開催される代表戦です。うめちゃんもこの日をとても楽しみにしていました。
仙台といえば牛タン! 試合前にお弁当を食べて、
ちょっと寝ます(笑)。
つづく
サトウ少年の夏休み(1)
サトウ少年の夏休み(2)
サトウ少年の夏休み(3)
サトウ少年の夏休み(4)
サトウ少年の夏休み(2)
さて、四国からやってきたサトウ少年、西に会うなり「働かせてください!」と、いきなりの弟子入り志願! 戸惑いながらも常に人手の足りない厨房。そして、彼は本気の様子。自分の名前が入った包丁2本、コック帽にシューズまで持参して働く気満々でした。
「家出してきたんでねえべなあ!」と一応確認をしたところ、親には伝えてやってきたと言います。しかし、泊まるところも決めていないという無計画さ(笑)。結局、到着してすぐ、西のそばで働いて働いて働いて、夜は西の自宅に泊まり、早朝4時起きでJヴィレッジの朝食の準備も一緒に作ったのでした。
睡眠時間も十分に取れない西の過酷な生活に、音を上げずにがむしゃらについてくるサトウ少年、日本代表戦は一度も観戦したことがないとのこと。がんばる彼に「明日のサッカー、見に行くか?」と聞くと、それはそれは大喜び! サッカーと料理が大好きなサトウ少年にとって、西と日本代表戦を観戦するなんて、きっと特別な思い出になることでしょう! それにしても、タイミングがいい! 彼がJヴィレッジにやってきた翌日、8/14は宮城スタジアムで日本代表 vs ウルグアイ代表の試合があったのです。
試合当日、Jヴィレッジのランチタイムはいつものように大忙しです。サトウ少年も朝からサラダ用のトマトを切って切って切りまくります。ランチタイムが一段落して、お昼ごはんを食べたら宮城スタジアムへ出発です!
おしゃべりする度に手が止まるサトウ少年に「早く食え!」「早く食え!」と急かす西と、冷やし中華をかっ込むサトウ少年(笑)。
つづく
サトウ少年の夏休み(1)
サトウ少年の夏休み(2)
サトウ少年の夏休み(3)
サトウ少年の夏休み(4)
サトウ少年の夏休み(1)
某日、四国から高校生の男の子が西を訪ねてJヴィレッジにやってきました。彼は西の著書「サムライブルーの料理人」を読んで、食の道に進む!と決意し、食物科のある高校に進学したそうです。その彼が、なんと!なんのアポイントもなく!突然、やってきたのです。
彼の話によると、話はこうです。
1. 夏休みを利用して西に会うべく、アルパインローズに電話をしたが、お盆休み中で誰も電話に出ない。
↓
2. Jヴィレッジに「西さんの連絡先を教えてください!」と電話するも、個人情報だし別会社ゆえ教えてもらえず。
↓
3. とりあえず、高松発の深夜バスで約10時間かけて東京へ。そこからさらにバスを乗り継いでいわきへ。
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4. いわき駅で途方に暮れながら、アルパインローズのある広野町役場に電話をかけ「西さんの連絡先を教えてほしい!」と相談するも、撃沈。電話を切られそうになりながら「ちょっと待ってください!えーと、ええーと、上の人を呼んでください!」と食い下がらず粘る(笑)。
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5. なんだかんだで、ようやく西に連絡がつき「今、いわきまで来ています!お会いしたいです!」と直訴。四国から遙々やってきたこの少年を追い返すわけにもいかず、スタッフがサトウ少年を迎えに行く。
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6. 西およびスタッフ一同、彼の熱意と行動力に驚く。( ꒪⌓꒪) ( ꒪⌓꒪) ( ꒪⌓꒪)
というわけで、遙々Jヴィレッジまでやってきたサトウ少年がこちらです。
カバンに「サムライブルーの料理人」を大事にしのばせていました。
とってもいい子(笑)。
つづく
サトウ少年の夏休み(1)
サトウ少年の夏休み(2)
サトウ少年の夏休み(3)
サトウ少年の夏休み(4)